ロックオペラモーツァルト
ご縁があって、観劇させていただいた宝塚歌劇星組公演「ロックオペラ モーツァルト」
礼真琴さんと舞空瞳ちゃんのプレお披露目公演ということで、もうほんとに、観れて嬉しくて嬉しくて
もうただ一つ、最初に申し上げたいのは
礼真琴、全身を持て余す事なく使いすぎる
いやもう、心配、もはや心配です、
「このまま公演続けたらこの人死んじゃう死んじゃうwww」
と普通に思ってしまうくらい、ずっと出てるし、なんたかんだ歌って踊ってしてるわけなんですよ。
2番手時代の後半は数回ずつしか公演を観ていなくて、観れていない公演もあるので礼さんの進化は見るたびにすごくてですね
それにしても、トップになるとこうも変わるかな、と思ったんですよね
多分でも、見え方は人それぞれで、なんか変わってしまった、これまでの礼さんじゃないな、と一歩引いてしまう人もいるかも、と思ったんですよね。
わたしはどうもこうも、すきな礼さんが詰まっていてすきにならざるを得なかったんですが。
礼さんの天真爛漫さ、心から楽しそうに演じる姿、身体の隅々まで使う踊り、会場が揺れるのではと思うほどの、でもストレスを感じない歌唱力、何もかもがもうすごくて、舞台人として、パフォーマーとして、エンターテインメント性に長けすぎていて、お手上げでした🤷♀️
私がこれまでに出会ってきた舞台人の中で、断トツにうまいのが礼真琴さんなわけなんですが、やっぱりこの人はどうやっても自分の中で1番好きな舞台人だなって思いました。
表情一つとっても、もう本当にうまいわけです。
私が初めてこの人やばい!!と思ったのは2010年、ロミオとジュリエットを観劇した時でした。
可愛い娘役さんだな、と思っていたら、なんと男役さんで、あの頃から何度も娘役への転向を考えていたのかな、とかオタクは思い返しがちなわけですが、それでも男役を選んで、トップスターに上りつめた彼女は本当に努力の人だなと思います。
ほんとに何でもできるな、と毎回思うんですけど、その中でもどんどん進化していく礼さんを見てきて、努力を惜しまない人だと分かるたびに、好きになってきました。
ああもう好きだ、と思って男役の礼さんに堕ちたのは2011年のことだったのですが、そこから今まで好きでいられた事、自分でも嬉しいし、それだけの舞台人で居続けた礼さんって、やっぱりすごいなあと思いますよ。
そしてそして、彼女が演じたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトですが、本当によくて。
もはや礼さんではない、ヴォルフガングくんとして生きすぎていて、こっちがその気でついていかないと脳が追いつかないというか
物語にのめりこめばのめりこむほど、礼さんの芝居のよさが分かる感じがして、すごく楽しかったです。
もう正直どんな歌歌ってたとか、この場面がどうとか、幕が下りた瞬間に色んな感情がこみ上げすぎてショートしてしまって、全然記憶にないんですが、とにかく机と戯れるヴォルフガングと、「僕が女の子だったら拗らせ女子〜」みたいな歌詞と、1幕ラストと、フィナーレナンバーなどが素晴らしすぎて、ああもう、すごいですしか言えないんですよね(感想とは)
もう物語の終盤からパレードまで、ずっと涙が止まらなくて、物語自体にも泣いたし、「はあ、ことちゃん、トップだね」という想いでも涙が出たし、「ああ、なんでわたしこの公演もっと観れないんだろう、」とか思っても泣けたし、「かわいいなあ、」と思っても泣けました。(書きながら泣いてる)
とにかくこの作品が見れて本当によかったです。
観ていない方、この記事を読んでいる貴方が何のオタク(オタクと決めつける女)かは知らないですが、舞台が好きなら、踊れる、歌える人が好きなら礼真琴さんの舞台、一度でいいから見てみてくださいな。
ハマらない人ももちろんいると思いますけど、顔が好きなら絶対好きになれるよ?(一番好きなのは顔)()
あぁかわいいね?
というわけで、なんの感想にもなっていない懐古厨の片鱗を見せるだけの記事になっちゃったけど、自分の思い出として。